確率と期待手番数
Ludo は運のゲームですが、平均でどれくらいかかるかは計算できます。数字を知ると、無理な博打を減らせます。
01平均出目は3.5
6 面サイコロの出目の平均は 3.5 です。(1+2+3+4+5+6)÷6 = 21÷6 = 3.5 で、これは期待値の定義どおりの計算です。1 手番あたり平均 3.5 マス進む、という目安になります。
ただし平均は「ならすと」の話で、実際には 1 も 6 も同じ確率で出ます。平均 3.5 マスと言っても、毎回 3.5 マス進むわけではありません。3 か 4 が出る確率を合わせると 33.3% で、これが最も多いパターンです。
平均出目が分かると、盤 1 周にかかる手番数の目安も出せます。残りマスを 3.5 で割れば、おおよその手番数になります。
02残りマスと期待手番数
残り r マスを進むのに必要な手番数の期待値は、r ÷ 3.5 で計算できます。たとえば残り 10 マスなら約 2.9 手、残り 20 マスなら約 5.7 手です。進むほど残りマスが減り、必要な手番数も減っていきます。
この計算には、6 のボーナスや捕獲による戻りは含まれていません。実際の対戦では、6 が出れば手番が増え、捕獲されれば残りマスが増えます。だから計算値は「最低限これくらい」の目安として使います。
コマが 4 個あれば、単純に 4 倍の手番がかかると考えたくなりますが、実際は 4 個を並行して動かせるので、そう単純ではありません。計算機ではコマ数を掛けて「延べ手番数」の目安を出しています。
| 残りマス | 期待手番数 |
|---|---|
| 5 | 1.4 |
| 10 | 2.9 |
| 15 | 4.3 |
| 20 | 5.7 |
| 30 | 8.6 |
| 40 | 11.4 |
| 50 | 14.3 |
| 57 | 16.3 |
036を待つ時間
開始エリアのコマを出すには 6 が必要です。6 が出るまでの期待振り数は 6 回で、これは 1 ÷ (1/6) で求められます。1 手番 1 回振れるなら、平均 6 手番待つ計算です。
ただし 6 回振って 1 回も 6 が出ない確率は (5/6)^6 で約 33.5% あります。3 回に 1 回は、6 回振っても出ません。10 回振って出ない確率も (5/6)^10 で約 16.2% あり、決して珍しくありません。
この「出ない時間」を前提にすると、序盤にコマを出せないのは普通のことだと分かります。焦って無理な手を選ぶより、出たときに備えておくほうが合理的です。
04確率をどう使うか
確率は「今の手を選ぶ」ためではなく「無理をしない」ために使います。相手が 6 マス以内にいなければ捕獲される可能性は低い、残りマスが 7 以上ならまだ上がれない、といった判断の材料になります。
逆に、確率が低い賭けを狙う場面もあります。負けているときは、捕獲を狙って逆転を狙うしかありません。そのときは「成功したら大きい」手を選ぶのが正解です。
下の計算機では、コマ数と残りマスから、上がりまでの期待手番数の目安を出せます。盤に合わせて残りマスを変えてみてください。
上がりまでの期待手番数(目安)
コマ 1 個あたり「残りマス ÷ 平均出目 3.5」で、移動にかかる手番数の目安を出します。サイコロの出目は毎回独立なので、6 のボーナスや捕獲による戻りは含みません。残りマスの初期値 57 は標準的な Ludo の周回数を参考にした値で、配信版の実測ではありません。盤に合わせて変えてください。
期待手番数(目安)
| コマ数 | 1 個あたり残りマス | 期待手番数(目安) |
|---|---|---|
| 4 個 | 57 マス | 65.1 手番 |
| 2 個 | 57 マス | 32.6 手番 |
| 1 個 | 10 マス | 2.9 手番 |
| 1 個 | 5 マス | 1.4 手番 |
| 4 個 | 0 マス | 0.0 手番 |